フランスの日本人彫刻家
水井康雄
石に魂を吹き込む男
水井康雄は言った。
「大自然の中の私は小さい。それに私の素石は美しい。
溜息が、つぶやきに、かたりかけがが熱気を帯びてくる
が、石は知らぬ顔だ。
気を悪くしては、なじり、そしり、けしかける、悪態の前に石は素知らぬ顔だ。懇願や哀訴に、苛立った私が敢然と挑みかかるとき、石は巨岩の如く、私の前に立ちはだかる。
それから、この美しい石は、ここだ、あちらだ、こうだ、ああだと、私に命じてくる。私自身が、この大自然の中では、本当に、無に等しいと感じたとき、私の彫刻はこの大自然への供物なのであろう。」
水井康雄
石を聴く、、、
グラフィック的探求
デッサン
水井康雄のノートは、完成作品に至る道のり、その創作の興味深い断片を私たちに見せてくれる。
オリンピック
日本とフランスにおけるオリンピック
フランス
1968
《マクロコズムとミクロコズム》 Macrocosme Microcosme (石 /1.3m x 81.0 x 0.4/1968年8月/グルノーブルオリンピック、 グルノーブルオリンピック村
Village Olympique de Grenoble)
Village Olympique de Grenoble)
日本
1964
水井は、1964年東京オリンピックと1968年フランスのグルノーブルオリンピックに石の彫刻大作を制作している。
Ian Cook © www.iancookphotography.com
希望の壁
ジェームス ディーン
ジェームス ディーン オマージュとして 1985年
アーティスト
康雄 アーティスト
オシロ
オシロ – 石の彫刻 – 波動
波の動きの探究
1972-1982
壁状の彫刻
1964
大きな頭のような彫刻
1960-1971
彫刻ジグザグ
1973-1974
Luxeuil les Bains
常設展
No 12 Inonde ( Byo). 淼 1994
No17 Invisible ( Myo ) 冥 1994
Luxeui les Bains
Espace Yasuo Mizui
Musée la Tour des échevins
Since 2016